スパークス・ゴーゴー

 先週は昼寝ができないほど忙しく、一週間も更新が開いてしまいました。

 さてこれは東京メトロ南北線、JR山手線、東急目黒線、都営三田線『目黒』駅前の雑居ビルで見つけたもの。

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 思いつき料理……いったいなにが出てくるのだろう。たまたま目の前にある食材を組み合わせて、見たこともない料理を作るのだろうか。もしなにも思いつかなかったらどうするんだろう

 思いつき料理といえば、人は食材がないときほど工夫を凝らす。歌手の中島美嘉がテレビで披露していた簡単料理が凄かった。カップヌードル・シーフード味にマヨネーズをたっぷり入れる。ただそれだけ。すると、これが「激ウマ!」なんだそう。なんとカルボナーラそのものの味がするのだとか。

 その話を友人にすると、「カップうどんに試しにタバスコを入れてみたところ、美味しいタイ料理になった」「カップヌードルのしょうゆ味にピーナツバターとラー油を入れたら、極上のタンタン麺になりました」など、思いつき料理が続々。

 思えば世界中の人が飲んでいるコカ・コーラも、薬液に水を割るところ、誤って炭酸水を入れてしまったことから生まれた。インスタント焼きそばも、新商品のインスタントラーメンを開発中に接客で席を立ち、スープを焦がしてしまったことから誕生した。失敗から生まれた工夫がいつ大ヒット商品に結びつくか、わからない。目指せ、思いつき料理の星
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by yoshimuratomoki | 2005-01-31 09:08

マイピュアレディ

 これは、おれのホームグラウンドであるJR中央線・総武線『高円寺』駅前の商店街で見つけた病院。

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 『純情歯科』だ。なんてピュアな名前なんだろう。純情、純潔、純白、汚れを知らない、まさに歯医者にぴったりの名前じゃないか。はぐれ刑事純情歯。意味不明。

 歯科といえば、おれには治療途中でほったらかしにしたままの虫歯が2本ある。

 去年まで、とある歯医者に通っていた。惚れっぽさにかけては虫歯以上にイタイおれは、たちまちそこの助手の女子を好きになってしまった。彼女の顔が見たくて、声が聞きたくて、指定時間の30分前には待合室の椅子に座り、彼女の働く姿を眺めていた。彼女に会うためなら、どんなに痛い治療も我慢できた。我ながら、遅すぎる純情である。

 ところが、僕は見てしまった。病院のあるビルの片隅で、彼女と歯科医が熱いキスを交わしているのを! つきあってたのか……。見てはいけないものを見てしまった僕は、純情愛情過剰に異常なほど落ち込み、あれ以来、その歯医者には行ってない。

 とはいえ虫歯をいつまでも放ってはおけない。この『純情歯科』なら、通ってみようかな

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by yoshimuratomoki | 2005-01-23 05:58

ブランニュー・へヴィーズ

 かねてから、強烈な店だとお噂はかねがねうかがっていた『ブランド王ロイヤル』。
 とはいえなかなか赴く機会がなかったのだが、『新宿』駅前店が新装オープンしたいう吉報を聞きつけ、早速行ってきた。

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 う~む。素晴らしい。噂通り看板もなんだかロイヤルだ

 ブランド王ロイヤルがその名を世に馳せたのは、99%オフセール現金宝石つかみ取り祭など破格極まりないサービスもさることながら、なんといっても有名なのが福袋商法だろう。

 福袋といえばたいてい一万円あたりが相場だが、ロイヤルの福袋でもっとも売れているのは、ひと袋20万円! これに超有名ブランドの高級品が贅沢にもパンパンに詰め込まれている。中はだいたい20万円×3相当。ロレックスの腕時計5ケ入りなんて大当たりもあるそうな。パンの特売じゃないんだから

 さらに40万円の福袋もあり、昨年はなんとひとつ6億円の福袋が売り出され、おおいに話題となった(中はマンション一棟丸ごとと一戸建て住宅、ベンツなどの権利書)。

 ほかにも、小泉首相ブームのときは「痛みに耐える福袋」と称してブランド品とともにボクシンググローブが入っていたり、昨年は「ヨン様なりきり福袋」まであった。

 正直、決して品のいい店ではない。しかし、おれは全肯定だ。ブランドもののもつ高級感を破壊し、そのうえでブランド王ロイヤルというブランドを再構築する。素晴らしいではないか。これぞリミックスである。以前、「寿司パフェ」などフザケた寿司を出す店を取材したことがあった。単なるウケ狙いかと思いきや、店主は「客を客とも思わな権威主義に堕ちた寿司業界を建て直すには、こういうパフェが必要なんだ」と熱く語った。方法論の是非は問うまい。これはまたオリジナルな考えに基づく世直しなのである。

 ちなみに社長は、こんな人だ。

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 決してレニングラード・カウボーイではない。専任のヘアメイクがこのリーゼントを担当し、いまではこのイラストよりはるかに長いという。ブランド品の並行輸入という難しい商売をするには、これくらい突出した人物でないとなし得ないのだろう。

 有名店だけあって、オープン記念には各界著名人からの花輪もズラリ。飯島愛、ビビる大木など絶妙なセレクションVIPが並ぶなか、この方からも花が届いていた。

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 こんなところにも突撃していたとは。

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by yoshimuratomoki | 2005-01-22 05:21

ビデオスターリン

 これは東京メトロ銀座線『田原町』駅にほど近い商店街で見つけた看板。

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 『餃子 定食 激安ビデオ

 なんてコングロマリットな店なんだ! 餃子とビデオを一緒に売るなんて、嘘みたいだ。餃子と嘘とビデオテープ。餃子の作り方の教則ビデオか? それとも餃子に似たものが丸見えのビデオか?(ああ……オフィシャルブログなのに、またエロネタを書いてしまった……)。

 さにあらず。『田原町』が最寄り駅の商店街といえば、もうお気付きの方もおられるだろう。世界最大規模を誇る飲食店舗用品の問屋街、かっぱ橋だ。
 800メートル強の商店街のなかに180軒近くもの道具屋がひしめくさまは壮観のひとこと。言わばここは地球でもっとも大きい台所。この看板は「こういう看板を作りますよ」という飲食店シンボルショップのサンプルだったのだ。もちろん、「餃子とビデオ」の店をはじめたいと思ったら、店頭品のコレを買えば安く済むだろう(そういう店をはじめたい人がいるかどうかは知らんが)。

 ところで、かっぱ橋になぜ行ったかと言えば、バレンタインデーイベントでチョコレート菓子を作るので調理器具をみつくろうため。で、かっぱ橋にある製菓問屋の商店主に訊いて初めて知ったんだが、電子レンジが発明されたきっかけは、なんとチョコレートだという。

 マイクロ波レーダーの研究をしていた科学者が実験中に疲れてチョコレートを食べようとした。ところが、チョコレートが熱してもないのに溶けてしまっていた。「マイクロ波には水分を含む物質を加熱する力がある」と気がついた科学者は、レーダーはひとまず置いておいて電子レンジを開発したのだそう。

 いま多くの家庭に電子レンジがあるのは、チョコレートのおかげだったとは。そうか、おれがバレンタインデーにチョコレートをまったく貰えないのは、うちに電子レンジがないからだな(関係ない)。

 こういった調理器具に関する意外な誕生秘話をドラマ化したビデオがあれば、ぜひ買いたいものだ。お金がないので激安でお願いします

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by yoshimuratomoki | 2005-01-21 12:26

ラヴ・アイント・ナッシング・バット・アホー・レター・ワード

 かなり前の記事だが、共同通信のニュースに、たいへん興味深いものがあった。

 関西学院大学・言語学科の教授が首都圏出身の都内大学生157人を対象に調査したところ、想像以上に関西弁が東京に浸透していたのだ。約73%が「私たち」を「うちら」と言うことがあり、約61%は「疲れた」を「しんどい」、「とても」を「めっちゃ」と言うという。

 そして括目すべきは「アホとバカでは、どちらがきつく聞こえるか」という質問。なんと約54%がバカを選び、アホを選んだのはわずか約25%。以前は関東ではアホのほうがショックを与えたが、いつの間にか逆転していたのだ。アホの持つ「罵倒しながら相手を慈しむ」ニュアンスが、遂に関ケ原を越えたのだ。

 さて、これは東京メトロ千代田線・小田急小田原線『代々木上原』駅前で見つけた店。

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 スペイン料理店店『アホ・アホ』。ついにアホは国境を超えた。

 もちろん、んなアホな、である。下の方に「アホはスペイン語で」云々と書かれているのでバレバレだが、「アホ」はスペイン語でニンニクのこと。この店はニンニク料理専門店なのだ。

 ちなみに牛はスペイン語で「バカ」。だからスペインのガーリックステーキは、えらいことになっているのである

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by yoshimuratomoki | 2005-01-16 11:39

アップサイド・ダウン

 これは阪急京都本線・神戸本線・宝塚本線『梅田』駅すぐ近くのガード下で見つけた謎のメニュー。

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 「さかさまらーめん」……。いったいどんなラーメンなのだろう。

 いったいなにが「さかさま」なのか。丼のなかはメンマでいっぱいで、麺が数本のみトッピングされているのか。チャーシューが丼の底に敷いてあるのか(それだけで900円は高い)。それとも客がラーメンを作って、店の人が食べるのか(だったらなお900円は高すぎる!)。

 バンバンジー味で、バンジー、さかさま、なのだろうか。白虎社の人が作るのだろうか。いやいやきっと名前が「坂さん」専用のラーメンに違いない。だから領収書は「坂様」……。ごめん、もうパターンがない……。

 で、実際に頼んでみた。すると出てきたものは、大盛りのチャーハンと小さな器に入ったラーメン。逆半チャンラーメンだったのだ。あまりに予想を覆す普通な結果に、逆にひっくり返りました

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by yoshimuratomoki | 2005-01-15 08:14

ネバー・マインド・ザ・ボロックス

 これは都営大江戸線・浅草線『蔵前』駅で降り、春日通りを歩いていた時に見つけた、とあるディスカウントショップの看板。

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 「つぶれてたまるか!」とは勇ましいというかヤケクソというか。

 しかし、いったい誰に向かって叫んでいるんだろう。「うちで商品を安く買えば、会社をつぶさずに済みますよ」という意味なのだろうか。それとも「うちの店がつぶれてたまるか!」という決意表明なんだろうか。だとしたら、道端で突然そんなことクライされても……。

 確かに激安商戦である。旧来のディスカウントショップは、新興の100円均一ショップに圧されているのが現状だ。

 なぜ100円ショップは儲かるのか。以前、某100均ショップ社長が成功の秘訣を語っているのを聞き、なるほどと膝を叩いたことがある。商売するうえで支出の割合を大きく占めるのが輸送費。そこで、青果市場に出入りする輸送業者に頼んで、荷を下ろし終ってカラになったトラックで商品を運んでもらうのだという。輸送費が片道で済むうえに輸送業者も荷を往復満載できるので、たいへん喜ばれているのだとか。
 「つぶれてたまるか!」と強く思いこめば、いいアイデアが出てくるものなのだな。

 おれにはそんな商才もアイデアも出ないので、今年もこつこつ靴を履きつぶしながら、イイ湯加減の物件を探してまわります。

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by yoshimuratomoki | 2005-01-14 14:55

テッド・ホット・チリペッパーズ

 ふぐのうまい季節がやってきた。大阪の人は、なぜかふぐの鍋、いわゆるてっちりが大好物だ。そういうわけで、今回は大阪ネタ。阪急宝塚本線『庄内』駅前で見つけた、てっちりの専門店を紹介しよう。しかし、この店、なかなかデンジャラスな名前なのである。

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 てっちり専門の店、ぼ、ぼんくら……。

 ふぐの持つテトロドトキシンは青酸カリの1000倍もの毒力があると言われている。食材が食材だけに、あまり「ぼんくら」な人には調理してほしくないんだが……。

 しかも隣の店の名前が、

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 それ、もしかしてシビレてるんじゃないだろうか……。

 さて「ぼんくら」とは、もともとどういう意味があるのだろう。これには諸説あるが、有力なのは「盆蔵」説。蔵の土壁を塗るのは、真冬が最適だと言われている。気温が低いのですぐに乾き、均等に塗れるからだ。これが夏だと、暑さで溶けてうまく塗れない。特に盆の時期に蔵を建てると、その蔵は長くはもたないのだとか。ゆえに使えない人のことを「盆蔵」と呼ぶようになった。ふぐにも食べる季節があり、ぼんくらにもまたシーズンがあるのだ。

 奇遇にも最近の研究では、フグの毒は夏に最大値を記録することがわかったらしい。夏に素人がフグを自分でさばいて食べるなど、まさに「ぼんくら」のすること。なるほどこの店名は、そんな過ちを起こさぬよう、「ふぐは私たち専門の店に任せなさい」という警告を兼ねているのかも。さ、冬はふぐがもっとも美味しく、かつ安全な季節。冷え込みが厳しい昨今、てっちりをつつきつつ、熱燗をキュー、なんていかがでしょう。

 てなことを書きながら、おれは生まれてこの方、てっちりを食べたことが一度もありません。だって値段が高いんだもの。誰かおごってください。

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by yoshimuratomoki | 2005-01-10 06:08

PYG

 これはJR常磐線『金町』駅から水元公園に向かって歩いているときに見つけた看板。

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 謎だ。「豚」だけがひっくり返っている。おだてれば木に登るとは聞いていたが、逆立ちまでするとは。理由を尋こうと思ったが、なんとなく気おくれして訊けなかった。「タブー」のような気がしたからだ

 豚と言えば、西洋史をひもといていて、こんな記述があった。フェニキア人は昔、大西洋を航海している途中に嵐に遭ったときは、海に豚を放り投げたという。豚は犬よりも嗅覚が鋭く、しかも意外と知られていないことだが実は泳ぎがうまい。そんな豚を海に放り投げれば、たとえ数百キロ離れていようとも陸のにおいを嗅ぎ付け、岸に向かって泳ぎ出すという。その豚のあとを追えば、助かるわけだ。

 これを読んで、頬をブタれたようなショックを覚えた。そんな一大事に、豚一匹に運命を委ねるなんて豚に心中ではないか。

 ……年始早々、よりによってダジャレオチって……。正月気分が抜けきれず、まだエンジンかかってません。豚のしょうが焼き定食でも食ってスタミナつけて、出直して参ります

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by yoshimuratomoki | 2005-01-05 22:31

エレファントラブ

 あけまして、おめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。大晦日まで大阪に帰省しておりました。1月のこのブログは、大阪ネタ多めでお届けします。

 まず一発目は京阪本線、大阪モノレール『門真市』駅近くにある幼稚園の壁画をご覧いただきたい。これらは卒園の記念に幼稚園児が描いたもの。

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 幼稚園児の描く動物って、なんでこんなにかわいいのかよ(by大泉逸郎)。このブランコに乗った熊なんて、かわいくてもうたまらん。まるで公家さんの眉毛みたいな目、振り子のような鼻、矢印のような口、どれをとっても大人では思いつかないプリティなデザインセンス。隣にちょこんと乗ってる亀が、またかぁいらし。熊さん、あんまり無茶な漕ぎ方するなよ。警備員が飛んでくるぞ

 続いて、ウサギ

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 なんとも微妙な表情。まるで草かげからカップルを覗いているような。出歯亀ならぬ出歯ウサギ。将来はバニーガールクラブに通い詰めそうだ。

 と、ここまではいい(そう、ここまでは今回紹介したいネタではないのだ)。ここからが問題なのだ。まず深呼吸をして気を落ち着かせてから、以下の作品をご覧いただきたい。

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 、なんだが、鼻の位置が……。悟りを開いたかのような悠然としたその笑顔の顎の下鼻がそこについているのである。背中に乗ってる猫も、思わずヒイてるではないか。

 象の鼻は上唇と合体した筋肉であることを、皆さんご存知だろう。高い木の枝になる果実を取るために、鼻に筋肉が宿り、そして長く長くなっていった。つまり象の長い鼻は、自然環境に対応した進化なのだ(だから象は、鼻がなくなると食糧が獲れなくなって死んでしまう)。

 おそらくこの象は、幼稚園に通ううちに別の進化を遂げたのだろう。幼稚園の植樹には果実はならない。食糧となるお弁当は園児の机のうえ。象にとっては、足元に食糧があることになる。背の低い園児たちと仲良くお弁当やおやつを食べるうち、それらを取りやすいように上唇ではなく顎の肉が発達して伸びていったに違いない

 ひとつ心配なことがある。巨体ゆえ園児たちの親分になり、人を顎でつかうようにならなければよいのだが……。

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by yoshimuratomoki | 2005-01-01 20:29