シングライク投棄ング

 これは有名な話。ある病院が所定外駐輪の多さに悩んでいた。「ここに自転車を置かないでください」と書いた看板を立てても、ムダ。なんの効果もない。

 そこで、院長は考えた。そして、書いた。
「ここに置かれた自転車、無料で差し上げます!」
 すると、心ない駐輪はすっかりなくなったという。

 これが本当の話なのか、はたまた作り話なのか、それは知らない。都市伝説なのかも。しかし、ここまで意を決さないと不法駐輪がなくならないのも確かだろう。

 自転車は、まだいい(よかぁないけど)。リサイクルができるから。もっと困るのが粗大ゴミ

 粗大ゴミは処分するのに費用がかかるため、たびたび不法投棄される。特に資源ゴミの集積場やリサイクルショップの前は、夜中にこっそり粗大ゴミが置くやつがいるので、本当に困り果てているという。

 そこで、とあるリサイクルショップは考えた。これは大阪市営地下鉄千日前線『今里』駅で下車し、今里筋を南下したところにある看板。

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 『只今 不法投棄しています

 していますって、なにを堂々と自己申告してるの。
 いや、そうではない。つまり、このあたりで家電ゴミなどを持ってウロウロしている人間がいたら、おしなべて不法投棄しているとみなすという最終警告。ここにいるだけで遠き目にも「不法投棄していると思われますよ」ということなのだ(だからこの写真、相当ビクツキながら撮りました)。

 そういえば、かつて『捨てる技術』という本が大ベストセラーになった。しかし反面、捨てられると困る人がこんなにいるのだ。その人たちの側に立った逆襲編『捨てさせない技術』という本を出したら、売れるかも(吉村智樹

吉村智樹が無責任編集 おしゃべりWEBマガジン『日刊 耳カキ』。
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by yoshimuratomoki | 2006-01-30 20:33

マフラーちゃん

 突然ですが、マフラー、してますか? 僕は首がないジャミラ体型なので、マフラーが巻けません。巻くところがない。♪巻けないで~。マフラーを巻けないのが僕のネック。外出するときは亀のように首を収納して歩いています。

 マフラーも巻けない首をすくめつつ、北風ぴーぷー吹くなか京王線『上北沢』駅前を歩いていると、亀がいた。

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 いや、亀だけじゃない。マフラー巻いた、アイツもいた

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 エキマキトカゲ! しばらく噂を聞かないと思っていたら、こんなところにいたのか。まさかパン屋さんでバイトしていたなんて。

 若い読者は知らないかも。80年代前半、「エリマキトカゲブーム」なるものが巻き起こった。エリマキトカゲとはオーストラリア北部に生息するトカゲの一種で、求愛や敵を威嚇するとき、身の危険を感じたときに首のエリを大きく広げるのが特徴。さらに尻尾でバランスを取りつつ後ろ脚2本で立ち上がり、走り出す。おそらく相手に自分を大きく見せるためだと思う。

 そんなさまがパラボラアンテナのようで「ほほえましい」と、たいへんな人気者となったのだ。ほほえましいったって、エリマキトカゲにとっては一大事なんだが。マスラーが似合う人気者、元祖ヨン様ってことか。立ち上がる動物の人気者、元祖レッサーパンダってことか(さっきヨン様って言うたやん)。

 飽きやすい日本人、もうすっかり話題にのぼることもなくなったけど、こうして笑顔で店番してくれてたなんて、嬉しいかぎり。

 帰りに児童公園に寄ったら、

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 ここにもいてはりました(吉村智樹

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by yoshimuratomoki | 2006-01-25 08:31

マーズアタック!!

 「ふるさとは遠きにありて想うもの」とは、よく言ったもの。
 東京に住んでいると、たまらなく大阪の味が恋しくなって、しょっちゅうタコ焼きを食べてしまう。ところが不思議なもので、いざ大阪に帰るとタコ焼き屋が周りにありすぎて、ぜんぜん食べなかったりする。今回の帰阪でも一口も食べなかった。ふるさとは遠きにありて想うもの。近くにあったら、見事になんとも想わんもんですな。
 そういうわけでタコ焼きは、自分のなかでは「東京でしか食べないもの」にカテゴライスされた。

 大阪に戻ると、タコ焼き屋が日常の光景化していて目に留まらぬものだが、さすがにこの未知の店に遭遇したときは驚いた。大阪市営地下鉄堺筋線・谷町線『南森町』駅で降り、天神橋筋商店街を南下していると、こんな店があった。

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 『タコヤキ星人

 ソースはさぞスペイシー、いやスパイシーなんだろうな。材料が足りなくなったら、自分の足を刻んで焼くのだろうか。確認しようにも、残念ながら店が開いていなかった。なんせこの写真を撮ったの、朝の6時台だったから。

 かつて火星人はタコの形をしていると考えられていた時代があった。現在では、たとえ火星に宇宙人がいたとしても、重力下で自分の身体が支えらないからタコ型はありえないとされている。

 ということは、タコの形ではなく、本当はタコヤキの形をしていたんじゃないだろうか。これなら重力があっても身体を支えられる。動くときは、くるくる回転しながら。止まるときは、つまようじで地面にぐさっと。

 大雪で外出できないもんだから、おかしな妄想が膨らむなぁ。ではこのへんで筆を置くトパス(吉村智樹

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by yoshimuratomoki | 2006-01-21 23:29

実録鬼婆日記

 よく奥さんを怖がる男性を「恐妻家」、奥さんを「おにばば」なんて呼ぶけれど、チョンガー歴10年になる僕には、怖い奥さんがいる人が羨ましくて仕方がない

 寒いからって布団のなかでぐずぐずしていると、「いつまで寝てんだよオラァ!」とケツを蹴りあげてくれる。稼ぎが悪いと「あんたの給料が安いから、晩ご飯はインスタントラーメンだよ!」とハッパをかけてくれる。ときに「一日の小遣いが200円で煙草も買えない」と嘆く声も聞こえるけど、もし奥さんが「あんた、お金はいくらでも使っていいよ」なんて言ってみなさい。たちまち家計は崩壊するから

 もし怖い奥さんがいなかったら、そのまま地の果てまでダメになってしまう男は、きっと多い。そしてそんな奥さんの、ふと見せる一瞬の笑顔のために働けているって男も、また多いはず。口には出さないかもしれないけれど。

 嗚呼、締切日になってもビタ一文字浮かばずだらだらしているとき、「書けないだとぉ? なに甘えてんだよ! それでもプロかよ!」とホウキでどつきまわしてくれる奥さんがいたらなぁ。それはきっと、本当の意味での優しい奥さんなんだろう。もし自分にそんな奥さんがいたら、もっと目を血走らせて必死で働くけどな。毎年冬になると、「自分は誰のために働いているのか」と悩んで立ち止まってしまう。(切実)(by MUGA様)

 そんなふうに死んだ魚のような目で(正確には死んだ魚の目のような目で)たそがれながら、ブリザート吹きすさぶ心斎橋界隈をぶらぶらしていたら、こんな店があった。

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 『MEMBAR’S お・に・ば・ば

 会員制の恐妻スナックか? 怖い奥さんが集まって「きのうは旦那をこうやってシメてやった」とか話しながら盛りあがっているのだろうか。あの、おひとり、うちの事務所にデリバリーしていただけないでしょうか(吉村智樹

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by yoshimuratomoki | 2006-01-20 14:20

コール・ミー

 昨日まで仕事で大阪に出張していた。そして出張中は携帯電話を切っていた

 ライターが携帯電話を切るなんて、もってのほか。論の外。圏外だ。切っていいのは請求書だけ。わかっちゃいるんだけど……ここんとこイロ×2あって煮詰まっており、大好きな大阪で過ごす間だけはヤヤコシげな用件を聞きたくはなかったのである。

 東京に戻ったものの、現実に戻るのがいやで、JR総武戦・都営浅草線『浅草橋』駅前をぶらぶらした。すると、一軒のせともの屋で、こんな箸置きを見つけた。

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 有田焼 携帯電話型箸置き 一ケ380円

 携帯電話の形の箸置きって、なんのために作ったんだよ有田さん!

 しかし携帯電話を切っている最中にこれを見つけたって事は、神様が「ライターたるもの、ドコに行ってモ片時も携帯電話を手放すな。たとえ食事中でもな」って暗に伝えてんだろうな。それがよくわかるように、こうして視覚でプッシュしていらっしゃるんだろう。そうしないと俺に伝わらないから。なんせ電話切ってるから。ツーといってもカーしないから。

 そういうわけで一個、買ってきました。晩ご飯のお弁当に、箸置きをそっと、

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 あ~、なんかやっぱ、落ち着かん!(吉村智樹

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by yoshimuratomoki | 2006-01-18 22:04

乙女パスタに感動

 自分は「スパゲティをパスタと呼ばない運動」を推進している。知らない方も多いだろう。なんせ5分前に推進したので。

 いや、確かにスパゲティ=パスタなのだ。間違ってない。しかし、パスタ=スパゲティではない

 例えば動物園に行って、子供が猿の檻の前で「パパ! 動物だよ! 動物がいるよ!」ってはしゃいでたら、やっぱおかしいでしょう? 確かに猿は動物だ。けれど、猿にしてみたら「ワイは猿や! プロゴルファーやないけど」と言いたくもなるでしょう。

 スパゲティとは正確には「直径2mm前後の乾燥パスタ」を指し、1.5mm前後だとスパゲテーニ、1mm前後だとフェデリーニ、平たく伸ばせばリングィーネ、麺に玉子を加えればフェットチーネといったように細さや形状、材料に応じて名前が変わる。実に細かい細かいカテゴリーがある。だからスパゲティを「パスタ」と呼ぶのは、大マカすぎるのである(大きなマカロニに非ず)。

 いやいや、そんな堅い話をしてるのではない。もっとやわらかい、アルデンテな話なのだ。
 僕が言いたいのは「ミートソーススパゲティやナポリタンをパスタと呼ぶのはいかがなものか」ということ。

 スパゲティをパスタと呼ぶのは、「カジュアルで、ちょいとオサレにランチ」という気分からだと思う。ボンゴレロッソやペペロンチーノ、ペスカトーレなんかはパスタを名乗ってかまわない。なんかセレブだし(意味不明)。

 しかし腹にドカンとくる、鉄板のうえで真っ赤っ赤に焼けただれたアレやあいつは、パスタって雰囲気じゃないだろう。箸でも食えそうな「おふくろ感」がある。そもそもナポリタンは、ナポリにはないのだから。

 そんな麺どうくさいことを考えながら高円寺の商店街を歩いていたら、とある洋食屋にこんなメニューがあった。

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 『格好よくいうとパスタ

 格好よく言うと……。わざわざそう呼ぶということは、そうとうイナタいもんが登場しそうだ。で、さっそく注文しました。出てきたのは、

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 うまそお! 鉄板のうえに太めの麺とケチャップソースがねっちょり絡み、これぞまさしく日本人のスパゲティ。見た目は武骨でなにひとつ格好よくないけれど、腹が減ってるときは断然こっちがピアチェーレ。格好悪いスパゲティ、ボンジョルノ! 格好悪いということは、なんて格好いいんだろう(吉村智樹

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by yoshimuratomoki | 2006-01-12 14:13

ピッグ・デストロイヤー

 フジテレビで始まった『西遊記』、初回視聴率がなんと29.2%(関東)ですって奥さん!

 “トレンディ枠”の月9で西遊記をやるって聞いたときは如意棒で殴られたような衝撃を受けましたが、これほどまでの高視聴率を叩き出すとは。時代はラブロマンスよりアドベンチャーを求めているんですね。

 月9で西遊記ってことに加え、さらに驚いたのが猪八戒役を伊藤淳史さんがやるってこと。小柄で、太ってるイメージがぜんぜんない。どっちかというと孫悟空では? 自分は世代的に西田敏行さんの映像がこびりついているからか、観る前からミスキャストではないかと心配していました。

 でも実際に観てみると、猪八戒のもつ愛らしい憎めなさがうまく出ていて、違和感なかった。平成の、新たな猪八戒像にちゃんとなっていて良かった(個人的には、電車男の方が最後まで違和感あった)。

 とはいえ、デブというアイキャッチがないからか、もひとつドラマに身が入らなかったな。西遊記は、やっぱり視覚的に太った人がひとり欲しいところ。いっそ三蔵法師を大島美幸がやるとか。そんなふうに思いながら西武新宿線『上石神井』駅前を歩いていたら、こんな居酒屋があった。

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 店名からして串料理が名物のよう。店名よりも気になったのが、横に添えられた絵。あ、太った人が。

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 ん?

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 なんで鼻血出してんだよ! しかもイッちゃった目で。

 きっと串料理があまりに美味しく、かつスタミナ満点なので、思わず鼻血が噴き出したのだろう。谷岡ヤスジみたく。なんだか道中でいきなり猪八戒に出会ったような気分。猪八戒のイメージって、やっぱりこれだよなぁ。

 そもそも「猪八戒」とは本名ではなく、三蔵法師がつけたニックネーム。八戒とはその名の通り「八つの戒め」のこと。そのうちふたつは「酒を飲むべからず」「昼過ぎに食事をするべからず」だったという。八つのうちふたつも食に関することを戒められるとは、よほど大食漢だったのだろう。しかし昼過ぎに食事をしたから戒められるって、猪八戒でなくてもキツイ。倖田來未ダイエットどころじゃない

 ところで、伊藤さんって確かまだ大学生ですよね? 在学中に海外ロケって、単位は大丈夫なんだろうか。天竺で経典が貰えるかより、大学の卒業証書がもらえるかが心配だ吉村智樹

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by yoshimuratomoki | 2006-01-10 21:21

訛りの兵隊

 昨年は「訛りブームだった。

 かつて「訛ってる」は蔑称だったが、ここにきて「訛り」が見直されたのは、とてもいいことだと思う。方言は国の宝。大事に、慈しまなければいけない文化だ。みなご当地の言葉を恥ずことなく、堂々と胸を張って使えばいい。それに女子が訛ってたらキャワイイと思うのは僕だけだろうか。

 ただ東京の電車のなかで大阪出身と思わしき女子ふたりが、会社の同僚のことを「あの人、訛りが凄すぎて、ナニ言うてはるんかわからへんわ~」と会話しているのを聞いたときは、さすがに「お前も訛ってるやんけ!」と心のなかでツッコんだが。

 そんなご当地ワードを東京で堂々と使っている居酒屋を、東武東上線『中板橋』駅前にて発見。

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 『たいした!! うまいちゅうんでしょ

 路上でいきなりエクスクラメーションマーク2発打ちで「たいした!!」と言われ、たいしたたまげた(by淡谷のり子)が、おそらく「とても美味しいでしょう?」てな意味だと思われる。

 店がまだ開いていなかったので何弁か尋くことができなかったが、店頭メニューに「ちゃんちゃん焼き」が筆頭にあったことから推して、おそらく北海道の言葉ではないか。

 北海道には確かに「たいした」という言葉がある。「凄く」「水準よりかけ離れた」という意味で、そこは標準語とまったく変わらない。ただ用法が違う。「たいした良い」など、なんとなく独立感があるのだ。だからいきなり「たいした!!」だけ、たいしたフィーチャーされるのである。

 ……と、ここまで書いて、北海道弁じゃなかったらどうしよう。あんべわるい(案配が悪い)ことになるっちゅうんでしょ(吉村智樹

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by yoshimuratomoki | 2006-01-07 11:08

LOVE & HONEY

 おはようございます。昨晩から「倖田來未ダイエット」を始めた吉村智樹です。

 倖田來未ダイエットとは、夜6時から翌朝までノンカロリーの液体以外は口にしない痩身法。僕も6時からなにも食べず、7時に早くも断念しました。いかん、こんなこっちゃエロカワになれない

 それにしてもレコード大賞を獲得した倖田來未の涙には感動した。僕も思わず貰い泣き。

 演歌歌手以外で、ああいう場でちゃんと「泣ける」アーティトって、近年いなかったんじゃないかな。時代の寵児なのに、前時代的で歌謡色の強い賞を貰って泣くってところが逆に新鮮で、それゆえにグッときました。しかもビルボード誌のダンスミュージック部門でもランクインしている世界的アーティストが、ですよ。

 京都在住時代に彼女と友達だった人に訊けば、「見た目とは裏腹に、古風とも言えるほど気遣いができる人情家だった」とのこと。気さくで驕らない人柄が、こういう時に出るよな。ますます彼女のことが好きになりました。

 それに先述のダイエットしかり、やっぱり苦労人、努力家なんでしょうね。モーニング娘。オーディションで後藤真希に負けて以来、人知れず苦渋もなめてきたんでしょう。こんなにも寒いのに、あんなに薄着でね(いや、そういうファッションなんだってば)。

 いやしかし、薄すぎです。ていうか、もはや着てないも同然。あれはもう服じゃなくてヒモだよ。これからは彼女のことをレイザーラモンHGならぬ、エイベックスSP(すっぽんぽん)と呼ぼう。

 そんな倖田來未さんにぜひ行っていただきたい店を、阪堺電軌阪堺線『妙国寺前』駅近くで発見。

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 『割烹 すっぽんぽん

 関西出身の彼女のこと、帰阪のおりはぜひ立ち寄ってみては。美味しいものをたくさん食べて今後も頑張っていただきたい。今年は割烹着の下に何も身につけない「和エロカワ」でイクってのもどう? 古き良き時代の慎ましやかなエロを再現した「旧貞ハニー」路線で。

 問題は、この店が夜6時前に開いてるかどうかだ吉村智樹


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by yoshimuratomoki | 2006-01-05 09:53

ラフィン・ノーズ

 あけまして、おめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いします。

 正月3daysも今日がラストですよ。皆さんはお正月を楽しまれていますか? 僕はカップ焼きそばをすすりながら、これを書いています。カップ焼きそばって、本当は茹でそばだよね?(byデッカチャン)。

 それにしても深夜の冷え込みっぷりは格別。東京に来て今年で10年になりますが、こんなに気温の低い正月を迎えるのは初めて。他の年はもっと暖かいのに。いつもはタンクトップで過ごせるくらいなのに(タンクトップなんて持ってへんやんけ)。

 部屋にいるとパーシャル凍死してしまうので、昨日はひとりで浅草の浅草寺界隈に行ってきました。初詣客でGOTTA返していたんですが、メインストリームから少しはずれると地元の人しか行かない一杯呑み屋の小路が。なんとも心地よいダルなムードのなか、煮込みをつまみに梅割り焼酎を飲んで帰ってきました。

 先述しましたが、浅草って、やっぱりいいなぁ。「このシト(東京のイントネーションで)、普段なにして暮らしてんだろ」ってアウトロウ風情の人がたくさんいる。

 合成皮革のジャンパーにスラックス。鰐革のベルトにエナメル靴。ハンチングと競馬新聞。世をすねたような表情で昼間っから一杯かっくらいながら、ひとりブツブツこぼしている。歌舞伎町や錦糸町のムードとはまた違う、昭和の「渡世人」って感じ。多くの人に愛されることを望まず、ひとり風を切って歩き、風のとともに散る。男たるもの、ジェスロ・タルもの、ああいう大人になりたいもんです。

 昨年の自分を振り返ると、「誰からも好かれたいあまりに、言いたいことを言わなすぎた」のではないかと。それゆえ、孤立を怖れない浅草の男たちの背中が目に沁みました。おっと、こいつぁ湿っぽくていけねえや。チン!(鼻を飛ばしました)。

 そんな浅草の片隅に、威風堂々とした看板が。

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 『鼻つまみの店

 確かに売ってる品物は、子供があまり遊ばないTOYが多いようでしたが、ここまで世間に背を向けられると、逆に爽快。きっぷがいいやね。

 この連載も、有名人がズラリ居並ぶexcite公式のなかでは「鼻つまみブログ」。それもまた俺よと、肩で風切って歩いてゆく所存であります(吉村智樹)。


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by yoshimuratomoki | 2006-01-03 04:46