ハイスクールはダンステリア

 前回に引き続き、JR山手線『新大久保』駅周辺で見つけた看板。

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 「親高校」……。

 店名の由来もまったくわからないし、それ以前に脱力しすぎてコメントが浮かばない。高校球児のように、青いハンカチで冷や汗を拭くばかりだ。

 少子化や不登校が問題になっている昨今、親も子供と一緒に高校に通うのもテかもしれないな(吉村智樹


本日のお題 デートで「吉野家」って、どう思う?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-31 00:28

ハレ晴レユカイ

 本題に入る前に、この連載とうっすら関係がある話を。

 アニメにまるで詳しくない僕でも『涼宮ハルヒの憂鬱』の人気ぶりは知っている。DVDも破格の売り上げだとか。

 なぜそんなに人気があるのかをこの作品のファンに訊いてみたところ、「学園物のアニメはたくさんあるけれど、ここまで通学路にリアリティのある萌えアニメはかつてない」とのこと。

 舞台は兵庫県の西宮市がモデルとなっており、劇中に登場する「光陽園」駅、「北口」駅は、現在の阪急甲陽線「甲陽園」駅、阪急「西宮北口」駅と、まんま同じだという。しかも移動に使われる阪急電車の車内もそのまんま!(もしかして僕は、とてつもなく今さらな話をしているのかもしれない。でも昨日まで知らなかったんで、許して)。

 アニメのシーンと照らし合わせて実地見聞をしているサイトを読んでみたんだが、嬉しいくらいアニメと同じ光景が広がっている(あ、逆か)。関西を舞台にして敢えて西宮を選び(シブイ!)、実際にある場所をアニメのキャラクターたちが歩くんだから、そりゃ萌え、いや燃えるよなぁ。さらにアニメの制作会社がある宇治市の風景もときおり紛れ込んでいるというから、地元の人にはこたえられんだろう。いままで平野綾のぺっちゃりし放題フェイスにしか興味を抱いていなかったが、ここまで精密な「喜劇駅前アニメ」となると、僕も放ってはおけない。

 日本人には、「行く用事がまったくない、一生行かないかもしれない駅前で降りてみたい」という願望が心のどこかにある。行ったことのない街の駅前に郷愁をおぼえる感性がある。

 『男はつらいよ』が大ヒットしたのは、東京のはずれにある「柴又」という絶妙に「ちかとおい」距離感、これがあったからだと思う。いまでこそ有名な観光地だが、もしこの映画がなければ、他府県の人どころか東京都民でも柴又の場所すら知らなかったのでは。『木更津キャッツアイ』も、そう。内容もさることながら、「木更津」というチョイスが良かったんだきっと。『葛飾区亀有公園前派出所』『下妻物語』しかり。

 面白いと評判なのに『下北サンデーズ』の視聴率がふるわないのは、下北沢という場所がもともと若者の街として有名すぎたからじゃないかな。たとえば「三ノ輪サンデーズ」「新小岩サンデーズ」だったら、少なくとも僕は齧り付いて観る。

 あ、なんか本題、もういいや。きのうは終日、JR山手線『新大久保』駅前でテレビ番組のロケをしていた。終わったのが深夜3時。もうへとへと。それにしても大久保一帯のリトルアジアっぷりは圧巻だった。事務所に戻ってシャワーを浴びたら、街に飛びかうさまざまなスパイスの香りが全身に沁み込んでいた。

 ロケ中、こんな名前の店を見つけた。

 『ミャンマー料理 ヤッタナー

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 ここは日本で最初のミャンマー料理店とのこと。噂には聞いていたんだが、看板を見つけたのは初めて。「ヤッタナー」という感じ。

 ヤッタナーはミャンマー語で「三宝」(宝物、大事なもの)の意。ロケは疲れ果てたけれど、深夜まで頑張った御褒美に、宝物をちょうだいしました(吉村智樹


本日のお題 デートで「王将」って、どう思う?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-30 21:59

日本ブレイク工業

 香川県で一大ロケを敢行した映画『UDON』が大ヒット中だが、ならば東京・巣鴨を舞台にした映画『SENBEI』はいかがだろう。

 巣鴨といえば、「おばあちゃんの原宿」。身体から病苦を抜き去る御利益があるとされる「とげぬき地蔵」(高岩寺)は連日お年寄りでおお賑い。

 また、参道である地蔵通り商店街は、団子や塩大福など甘味処がいっぱい。さらに、手焼きせんべいの名店もあまた軒を連ねている。和菓子のヴィーナスフォートだ。醤油がこげる香ばしさがあたり一面に広がり、もぉたまらん坂。

 しかし、歯が悪いであろう老人たちがハードな硬さのせんべいをバリバリやれるとは、ここのセレブ・グランマたちは、なんてお達者揃い。御利益がホンモノである証しだ。

 そんななか、頭をカチ割られたような衝撃のコピー発見。

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 『心をこめて わざわざ 割ってます

 大木こだまさんなら、きっと「わざわざ割ってくれんでもよかったんや~」とブ厚い唇を震わせるだろう。てっきり「割れせんべい」は、製造過程で誤って割れてしまったものだとばかり思っていた。だからお値打ちなのだと。

 まさか「わざわざ割ってくれているとは。しかも心をこめられているとは。どんな心がこめられているのだろう。「現状を打破せよ!」「破壊せよ!」みたいな? そんなせんべい界のアルバート・アイラーみたいな人がいるんだろうか。

 きっとお年寄りが食べやすいように、敢えて割ってるんだろう。値段も割り引いてくれるとなおいいんだが(吉村智樹)。


本日のお題 デートで「ファミレス」って、どう思う?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-28 22:26

スマッシング・パンプキンズ

 長澤まさみって、系譜的には内田有紀のラインなのかな。

 東京メトロ半蔵門線、都営三田線・新宿線『神保町』駅で降りた。

 古書街として名を馳せる神保町だが、夜はうってかわって居酒屋の街になる。都心でありながら若者文化とほぼ無縁な激シヴタウン神保町は、日がくれると、いたるところ赤ちょうちんが灯りはじめる。新橋ほど酔客が大騒ぎすることもなく、さりとて赤坂ほど敷居が高くなく、仕事に疲れたサラリーマンたちが品よく飲める、実に好ましい街だ。

 居酒屋のショウウインドを眺めていると、珍しい肴を見つけた。

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 『カボチャの極楽

 山本~、また野球やろうよ~(欽ちゃん)。いや、その極楽ではなく、かぼちゃでできた天使の輪だ。大きなかぼちゃを輪切りにし、大胆にそのまんま揚げた天ぷら。輪を以て尊しとなす、日本のサラリーマン社会の理念を見事に具現化している。

 実際、夏のかぼちゃは天にのぼるほどうまい。ビタミン、カロチンが豊富で、食べると疲れが取れる。身体の調子が良くなる。活力や体熱の源であるでんぷんもたっぷり。さらに天ぷらにすると、甘さが劇的に増す。激あま~いかぼちゃの天ぷらをツユにひたしてサクッと食べたら、もう! たまんねっす。揚げるとこんなに味がよくなる野菜はほかにないだろう。

 全国各地の夏祭りでは、かぼちゃを神前、仏前に供えるところが本当に多い。まさに極楽からの贈り物。天の神様が「夏バテに苦しんでる人間たちよ。これを食べて、明日からも元気に頑張りなさい。天だけに、天ぷらでな」と、天使にかぼちゃを地上へ運ばせたのだ。

 そんなヘブンズ・ベジタブルなのに、シンデレラを王子様のもとへ運んだことさえある愛の果実なのに、人間はなんて罪深い。見た目が野暮ったいからって、たまにこんなふうに、

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 自虐ネタに使ってしまうのである(吉村智樹)。


本日のお題 デートで「ファミレス」って、どう思う?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-27 22:10

ごはんができたよ

 元祖「ハンカチ王子」は、横山たかしじゃないかと思うんだが。いきなり本題と関係ない話して、すまんのぅ~。


 JR中央線・総武線「阿佐ケ谷」駅前にドイツ料理のビアレストランがあるのだが、その店のコピーが強烈だ。

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 『愛は胃ぶくろから

 愛は胃ぶくろから……もしかして、佐川一政の店?(そんなこと言うたらあかん)。

 お店の人に訊くと、これはドイツのことわざなのだそうだ。美味しいものを食べれば、人々は笑顔になる。笑顔になれば、楽しい語らいが生まれ、さらに恋愛に発展してゆく。

 またドイツ料理の多くは、ソーセージ、じゃがいものパンケーキ、茹で野菜、肉の塊の煮込みと、いたってシンプル。味つけも、ほぼ塩とスパイス。いい意味でワンパターン。だから先祖代々、同じ素材、同じ味が引継がれてゆく。食事をするたびに親を敬う気持ちが湧いてくる。すなわち、胃ぶくろでおふくろへの愛を表明できるのだ。

 確かに、好きな人と食事をともにすることほどハッピーなことはない。「ちょっとそれ食べさせて。パクッ」「あ~んもう、それ、あとで食べようと思って楽しみにとってたのに~」とかくっちゃべりながらの食事は、胃袋が痙攣しそうなほど楽しいものだ。

 しかしこちとらチョンガー10年選手。食事はいつもソロ活動。「あ~ん」してくれる人などいやしない。美味しいものを食べると笑顔になると言うが、「笑顔になっても、ひとり」(自由律俳句)。定食屋でひとりニコニコしながらメシ食ってたら、キショがられるだけ。胃袋から生まれた愛は、行き場をなくして消化不良に。

 「哀」もまた、胃ぶくろから、なのである。しかし、今回が連載250回目だというのに、なにしょっぱいこと書いてんだろ俺。さ、シャケ弁食うか(吉村智樹)。

本日のお題 「あぶらとり紙」を持ち歩いていますか?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-26 19:19

スリーデイズ・グレイス

 冥王星もリストラかぁ……。世知辛いのう。

 10日ぶりのご無沙汰です。はぁ……。気を失って、目が覚めたら10日経ってた気分。ブログを毎日更新している人って、心の奥底から尊敬する。いったいどうやったらできるんですか? そんな激しくマメなことが。

 幼い頃から「毎日なにかを続ける」ということが、からきしできなかった

 予習復習、夏休みの宿題、朝顔の観察日記、縄跳び、ジョギング、ラジオ体操、なにもかも3日と続かない。せなで泣いてるからきし牡丹だ。夏休みの最終日は、いつも泣きながら徹夜で「きょおはおばあちゃんのいえにいってニチイでスイカを書いました(*原文ママ)」と、20日も前の「今日」について、なけなしの記憶をはたきながら絵日記を描いていた。

 学習能力をおかんの腹のなかに置き忘れてきたので、いまだに締めきり日に泣きながら徹夜で原稿を書く悪癖が治らない。そのくせタバコは「3日やめられない」のだから始末に悪い。

 毎日コツコツなにかを積み重ねられる、そんな真人間になりたい。いつだってそう思ってるのに、3日目で忘れてしまう。このブログだって、月に10本アップと決めているのだから、単純に3日に一回アップすればいいはず。だのに過去ログを顧みると、ガーッと詰めて更新する時と、10日も間が空く時のリフレイン。リフレインが「あかんがな」と叫んでる。つまり僕は「人が1日でやれることが10日もかかる」のだ。240時間で1日を終えているのである。つまりつまり、てんでおハナシにならないっちゅうことなわけですよ

 突然さほどタイムリーでもないサンボマスター口調で自己嫌悪祭にひたったところで、小田急小田原線レッツ『豪徳寺』駅前を歩いていたら、ブログの更新を滞らせていた僕のハートをえぐりにくるような看板が。

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 『居酒屋 三日坊主

 三日坊主とは、「三行半を突つけられ駆込寺に堕ちてきた人々が、仏門の修業に耐えられず3日で逃げ出した」ことが言葉の由来だ。ここはそんな生え抜きの三日坊主エキスパートさんたちが、「わたしゃ自分が情けなくて」と自虐の酒を飲みにくる店なのだろうか。

 心配なのは、この店のバイトさんが、ちゃんと長期で働いているかどうかだ。まさか先を読んで、3日間のド短期バイトを3日おきに募集しているのでは(吉村智樹

本日のお題「カルピスウオーターを初めて飲んだとき、どう思った?
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日記ブログ、こちらも10日ぶりに更新……。日記やあらへん。
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by yoshimuratomoki | 2006-08-24 23:35

GOタリモ&ミニカレー

 暑さが厳しくなると、むしょうにカレーライスが食べたくなるのは僕だけではあるまい。街を歩いていても、つい目が「カレー」の文字を探している。

 日差しの強さに朦朧としながらJR中央線・総武線『三鷹』駅前を歩いていた時も、やはり無意識にカレーを求めていた。そして! 無視不可能なほど押し出しの強いカレーを発見。

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 『今日もまよわず! 田舎カレー 750円 ドリンク付』
 『加齢忘れて田舎カレー のみものつき 750円』

 一見、加齢とカレーをかけた単なるダジャレ、しかして実態は華麗なまでに単なるダジャレだ

 とはいえ、これほど理に適ったダジャレはない。カレーは数々のスパイスによってできている。これらスパイスが発汗を促し、新陳代謝の効果があることは広く知られているところ。

 加えて最近は、カレーの黄色の主成分であるターメリック(ウコン)の抗酸化作用が注目を集めている。ターメリックには肝機能を強化し、高血圧や動脈硬化を防ぐ働きがあるとされている。そして脳卒中や脳梗塞などの血管障害、心筋梗塞など心臓病にも効くことが確認されている。

 つまりカレーは老化を防ぐアンチエイジング(日本語訳すると、加齢忘れてライスなのである。こんなダブルミーニング、いやダブルスタンダードなダジャレを思いつくなんて、店主の気はかなり若い。ナイス加齢忘れ。ドリンクが「のみもの」になっているのも高齢者対応?

 さて問題の「田舎カレー」だが、これがもう、めちゃンまそうなのだ。

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 じゃがいもやニンジン、タマネギがゴロッゴロ。まるで海辺のテトラポットのよう。僕は具材が溶けきった本格的なものより、こういうカントリーロードテイクミーホームなカレーのほうが好き。実際、田舎のおっかあが作るカレーも、こんなんだったなぁ(田舎のおっかあなんて普段言わんくせに)。

 で、まよわず! 実際に食べてみたんだけど、確かにンまかった。ちょっとカツオダシの味がする和風カレー。この店の田舎は海沿いの町なのかな? どうりで具材がテトラポットっぽいはずだ。

 しかし、値段が都会カレーなのが残念(吉村智樹

本日のお題「折りたたみ傘を持ち歩いていますか?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-14 13:36

シングルベッド

 この連載を永くお読みになっていらっしゃる方はとうに聞き飽きたことと思うが、僕は未だに独身ひとり暮らしだ。独身じゃなかった時期もあったが、あまりにも大きなものを失った代償として、自由を得た。手に入れた自由は、それほど自由でもなかったが……。

 再婚……したいなぁ。モノ好きな資産家未亡人が拾ってくれないだろうか。再婚が無理なら、奴隷でもかまわないんだが。そんなスペースオペラ級に壮大な無駄妄想にひたりつつ東京メトロ千代田線、京成本線『町屋』駅前を歩いていると、痛いとこ突いてくる看板が。

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 『家へ帰ったら何もないぞ!!』

 チックショー!(最新死後)。大きなお世話サマーだ。しかもダメ押しに、エンドレスで「家に帰ったら、何もないわよ~」と女性のアナウンスが流れてる。なんて悔しいエンドレスサマー。

 癪に触るが、言い返せない。確かに、家に帰ったら何もないのだ。冷蔵庫には、とっくに賞味期限が切れてる瓶詰のなめ茸とマーガリン、そうめんのツユしか入っていない。これでできる料理といえば「なめ茸のマーガリン焼き、そうめんのツユ和え」くらいのもの。無論そんな気色の悪い料理などこの世に存在せず、つまり冷蔵庫の中には孤独しか入っていないのである

 心の秘孔を突きまくられ死兆星が見えはじめた頃、ドアにこんな貼り紙があるのに気がついた。

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 どなたさまも
 出入り口に付き
 絶対に無断で
 遠慮しないで下さい。

 一瞬、文体の狂おしさにめまいをおぼえた。どうやら「遠慮せず、なかに入りなさい」を、ちょっとしたユーモアで書いたもののようだ。でも、なんっかイラッとくる。そう感じたのは僕だけではないようで、案の定、剥されかかった跡が

 しかし中ジョッキ290円の魔力に負け、店に入って焼き鳥を食ってしまった。悔しいけれど、うまい! 悔しいけれど、お前(でこ助)に夢中。たらふくになり、「独り身も……、ま、いっか」と、今日もまた何もない家へ帰っていったのである(吉村智樹

本日のお題「3人の新垣さん、誰が一番好き?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-10 23:44

ゴースト ニューヨークの幻

 ♪ユウレイヒ~。こんばんは。いきなりご陽気にヨーデルから始まったのは、なにも焼き肉食べ放題に行ってきたからではない。ご陽気どころかご妖気な店を立て続けに見つけたのだ。

 吉祥寺を歩いていたらこんな店があったので、写真を撮った。

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 『気軽なゆうれい居酒屋

 幽霊を撮ったわけで、ある意味これも心霊写真。情報誌で「吉祥寺に、幽霊屋敷を模したアミューズメント居酒屋が誕生した」と書かれていたのだが、もしかして、ここかな? でも最近できたにしちゃ書体が地味だし、そして店名がない。だから確かにブキミ。「気軽な」って言われても……。情報誌に載っていたのは、この店ではないのかもしれない。ついでに辺りを歩いてまわったんだけれど、特にウラはメシヤではなかった。

 続いて高田馬場を歩いていたら、こんな店が。

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 『おばけ食堂

 こちらは、おばけ。おばけは幽霊と違い、「怖い」感じはしない。書体も楽しそうだ。しかし、こういう店はどんな料理が出るのだろうか。名物は、くじらのしっぽの皮?(これがわかる人は、相当な酒飲み!)。

 読者には気付かれたかもしれない。こうして紹介してはいるものの、僕がいまいちノッてないことに

 実は「幽霊」も「おばけ」も、僕にはまったく怖くないのだ。いわゆる夏の風物詩である怪談も好きじゃない。ホラー映画も観ない。なぜなら、ちっとも怖いと思えないから。霊感ゼロ。ヤマ勘第六感だけを頼りに生きてきたので、これまで心霊体験の類はまったくない。

 去年、知り合いの編集者が「怨霊スポットガイド」を上梓したら、直後にバイクで大事故を起こした。その際「タイヤにものすごい量の長い髪の毛がまとわりついていた」と聞いた時はさすがにゾゾ毛が立ったが、それでも自分がそんな目に遭ったわけじゃないしなぁ。

 幽霊なんかより、原稿料を払ってくれないまま夜逃げする幽霊会社のほうがよっぽど恐怖。かつては森脇健児のゴーストライターをやっていた僕。ゴーストは、怖いどころか大歓迎だ。タレントさんのゴーストライター、お安くお請けしまっせ。ご用命は、お気軽に!

 では歯切れ悪く、このへんでドロンします(吉村智樹


本日のお題「扇子を持ち歩いていますか?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-09 23:56

へそまがりのダンディ

 僕は鶏肉料理に目がない。この世の総ての食材のなかで、もっともンまいものは「鶏肉である」と胸を張って、ハト胸になって断言させていただく。とにかく鶏肉さえあればゴキゲン真っ直ぐのチキン野郎なのである。

 世界中においしい鶏肉料理があるが、韓国の鍋料理「サムゲタン」(参鶏湯)は間違いなく僕のフェイバリット・チキンのベスト3に入る。あとふたつは、焼き鳥と、ほていの焼き鳥(結局焼き鳥やん)。

 決して安価な料理ではないので数度しか食したことはないが(しかも、おごりで)、そのデリシャスを忘れることなどありえない。

 一把丸ごとを贅沢に使い、その肉はスプーンでもほぐせるほどほろほろに柔らかい。ナツメや栗、松の実、朝鮮人参などが醸しだす野趣が、これまたたまらない、鶏のエキスを吸ってぽったぽたに膨れたもち米、塩味だけなのに信じがたいほど濃厚かつアツアツなスープ、栄養と滋味のハーモニー。これはもう食べるオーケストラ。夏バテに喘いでいらっしゃる方も、これを食べればたちどころに背中から羽が生えてくるだろう。

 大好物なので、たちまちぺろりといきそう。土鍋の底まで舐め尽くしかねない美味しさだ。が、実は韓国では、招待の席で料理を食べきってしまうのはマナー違反とされている。日本では出された料理を残さずいただくことをよしとするが、韓国では「思わず残してしまうほどの量と種類で歓待された」証しとして、食べ尽くさないのが礼儀とされているのだ。

 しかし大好物のサムゲタンを前にして、我慢して残すなんて僕には無理。行儀悪しもはばからず、おかわりまで要求しかねないだろう。

 これは大阪の阪神西大阪線『千鳥橋』(鳥!)駅前で見つけたお店。

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 きっと、「うちではそんな慣習を気にせず、おいしかったらぜんぶたいらげちゃってくださいね」というメッセージを、店名に込めているのだろう吉村智樹

本日のお題「プッチンプリンを食べるとき、プッチンしますか?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-05 00:38