京都スナップ 「豆腐素敵」



京都に引っ越して驚いたのが、意外なまでの「アジア・エスニック料理店」の多さ

うちから徒歩圏内でも韓国・インド・タイなど、認識している料理店だけで10軒に及ぶ。
いつでも世界各国のグルメに触れられるため、おかげでアジア旅行したい欲がすっかり失せてしまった。

寺町あたりでは見渡す限りエスニックレストランやエキゾチックBARがひしめく路地があり、京都とは、いや日本とは思えない賑々しい光景が広がっている。

あっさりした京料理はあくまで観光客が食べるもの。
地元の方々は夜な夜なアツアツのナンを頬張り、ひーひー言いながら緑色のカレーに随喜の涙を流し、シンハ・ビールで喉を潤すのである。

思考の根底に仏教があることと外国人在住者が多いことが京都をエス二シティ―化させている理由だとされている。
が、もうひとつ、僕は「京都は豆腐がうまいから」ではないかと考える。

豆腐はそもそも中国生まれで、韓国、インドネシア、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、タイなどでも頻用されているワールドワイドな食材。
どんなに辛いスパイスもからしも、唇の感覚が遠のくほどの山椒も、豆腐は受け容れ、抱きしめてくれる。
豆腐はまるで、熱く角の立った料理を「ふーふー」さましてくれる母親だ。
アジア・エスニックの料理の共通語は豆腐という名の母性だと言って大げさではない。
マザー!

やっこや煮物にするのが一般的だが、ステーキのように焼いて食べるのもまた一興。
水質がよく、職人が精魂込めて作る京都の豆腐はきっと、熱い国、寒い国の料理の味わいをさらに底上げしているに違いない。
「鳥羽街道」駅近くで見つけたこの韓国料理店も「トーフステキ」と大絶賛である。

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下書きしてあるのが愛らしいなあ。
「ビビパ」も、あとでピリッとクる。

吉村智樹事務所http://www3.to/tomokiymail
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by yoshimuratomoki | 2012-11-28 16:48 | 京都府

大阪スナップ 「唐揚げは飲み物ですよ!!」


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全身全霊傾けて店主に「違いますよ」と告げたくなく貼り紙だ。

かつて故ウガンダ・トラさんは、「カレーライスは飲み物である」と公言し、それが流行語にもなった。
なんとひと皿を3秒で食べきっていた、いな、飲みきっていたという。

カレーライスを3秒で平らげるって、もはやスリラー。
どんだけせわしないんだ。
おそらく並みの人より、忙しさが四倍、だったのだろう。

(ちなみにWikipediaによると、この名言が元となり、命日は『カレー忌』と名づけられ、毎年ご本人と親交のあった芸能人が集まってはカレーやコーラを飲食しながら故人を偲ぶことが恒例となっているという)。

そういえば、ほかに若槻千夏のマネージャーが言った「マーボー豆腐は飲み物です」もあったな。
のちにブログタイトルにも採用された。
麻婆豆腐なら、飲めんこともないか。

そんなウガンダ氏をもってしても、唐揚げを飲むなんてディープ・スロートは至難のワザだろう。

むろん、それだけジューシーなチキンなんですよというもののたとえであることは重々承知。
これ以上はいじらず、ツッコミの言葉をグっと飲み込むことにしよう。

吉村智樹事務所http://www3.to/tomokiymail
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by yoshimuratomoki | 2012-11-16 12:49 | 大阪府