おタッキー&翼

 先日、初めて秋葉原名物のメイド喫茶におじゃ魔女してきた。

 店内は淡いピンク色で統一され、意外と落ち着いたムード。もっとからふるで、きゃぴきゃぴした感じなのかと思ってた。

 それでなのか、女性客が多い。メイド喫茶っていかにもヲタクブームから派生したものと思われがちだけど、女性客にとっては「サービスの行き届いた、かわいいカフェ」って捉え方なのかもな。煙草の煙がもうもうとし、スポーツ新聞満載の駅前喫茶よりずっと入りやすいのだろう。実際、ケーキもちゃんと美味しかった。

 だったら秋葉原だけの文化にしておくのはもったいない。代官山や自由が丘、ニコタマ辺りに開店したら、けっこう当たるんじゃないかと思ったにゃん♪

 とはいえ男子客は、やはり濃い。カウンター席は、いかにもアキバ系の煮しめのような男子がズラリ陣取り、メイドさんにしきりに話しかけたり、ひとり黙々とパソコンになにか打ち込んでいたり。そこだけ別世界、そこだけ正調アキハバラ。

 こんなにカウンター席に濃密な需要があるなら、メイド喫茶より「メイド寿司」のほうが流行るんじゃないだろうか。ネコ耳じゃなくイカ耳つけて。握ったはしから「ぁ~ん(はぁと)」してもらって。

 てなこと考えながら店の外に出ると、一軒の寿司屋があった。重厚な店構え、古風なムード。秋葉原より築地や銀座が似合う感じの(というか、秋葉原では浮いてる感じの)。

「おお、アキバにも、こんな風情の薫る店があったんだ」と感心していると、嗚呼やっぱり! ヲタクの聖地だけのことはある。店外に貼られたメニューは、

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 およそ寿司とは似つかわしくない萌え系キャラが。自分は腐女子はけっこう好きなタイプなんだが、さすがに腐寿司はなぁ。さらに、よく見ると、

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 「アキバ系なら一度は食べてみよう オタク丼

 なんだオタク丼って……。魔法先生ネギとろ丼? カードキャプターさくら鯛丼?

 さらに下を見ると、

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 オタク丼の写真が。横たわった大きなアナゴ、マグロの赤身、そして大量のたまご焼き。つまり海鮮丼だった。フィン・フィッシュ丼。甘いたまご焼きがやけに多いのが、どことなくオタク、なんだろう。

 しかし、お値段がチトお高くないか? いやもしかしたらこれ、海鮮丼の精巧なフィギュアなのかもしれない吉村智樹

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by yoshimuratomoki | 2006-02-22 22:15