スネオヘアー

 先週はこの連載で、京都の嵐山~嵯峨野方面のネタをお届けした。が、実は時間がなくて行けなかった心残りな場所がある。嵯峨野の「御髪(みかみ)神社」だ。

 御髪神社とはその名の通り、日本で唯一の「髪を奉る神社」。ここは髪結い職が日本で最初にうまれた場所であり、現在も理容・美容関係者が参拝に訪れる。献髪を奉納した「髪塚」まであるという。髪塚……なんかこう、髪の毛が石碑にもじゃもじゃまとわりついているイメージ。納涼のためにも、ぜひ足を運んでみたかった。

 後ろ髪を引かれる想いで東京に戻ってきたからだろうか、東京メトロ丸ノ内線『新中野』駅あたりを自転車で走っていると、神様がこんな店に引き合わせてくれた。

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 『カット&パーマ 髪様

 やった! 「さがの」で果たせなかった願いが「なかの」でかなった! そもそも「髪」を「かみ」と呼ぶのは「神」と同じくらい大事なものだから、という説がある。「髪は女の命」という言葉もある。さぞ霊験あらたかな美容院に違いない。店名を「紙」に殴り書きしてテープで貼ってあるだけという豪気も含め。

 入口を覗くと、階段にもなにやら紙が貼ってある。

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 「髪 神 どちらも大切にします」「軽さで勝負」「個性を大切に表現します」「他店と違う技術をどうぞ」、そして、

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 「犬も歩けば猫がいる?」

 いきなり現れた、まるでビックリハウスの教訓カレンダーのようなお言葉。これはいったい、なにを意味するのか。「油断するな。犬だけではなく、猫もカミつく」とか、そーゆーことか? 凡人には理解しえない髪がかったメッセージにたじろいだ。まさに他店とは違う個性

 髪主さんはいったいどんな方なんだろう。入ってみたいが、僕には肝心の髪がない。オー・マイ・ゴッド! ノー・マイ・ヘアー!(吉村智樹


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by yoshimuratomoki | 2006-07-31 19:49