へそまがりのダンディ

 僕は鶏肉料理に目がない。この世の総ての食材のなかで、もっともンまいものは「鶏肉である」と胸を張って、ハト胸になって断言させていただく。とにかく鶏肉さえあればゴキゲン真っ直ぐのチキン野郎なのである。

 世界中においしい鶏肉料理があるが、韓国の鍋料理「サムゲタン」(参鶏湯)は間違いなく僕のフェイバリット・チキンのベスト3に入る。あとふたつは、焼き鳥と、ほていの焼き鳥(結局焼き鳥やん)。

 決して安価な料理ではないので数度しか食したことはないが(しかも、おごりで)、そのデリシャスを忘れることなどありえない。

 一把丸ごとを贅沢に使い、その肉はスプーンでもほぐせるほどほろほろに柔らかい。ナツメや栗、松の実、朝鮮人参などが醸しだす野趣が、これまたたまらない、鶏のエキスを吸ってぽったぽたに膨れたもち米、塩味だけなのに信じがたいほど濃厚かつアツアツなスープ、栄養と滋味のハーモニー。これはもう食べるオーケストラ。夏バテに喘いでいらっしゃる方も、これを食べればたちどころに背中から羽が生えてくるだろう。

 大好物なので、たちまちぺろりといきそう。土鍋の底まで舐め尽くしかねない美味しさだ。が、実は韓国では、招待の席で料理を食べきってしまうのはマナー違反とされている。日本では出された料理を残さずいただくことをよしとするが、韓国では「思わず残してしまうほどの量と種類で歓待された」証しとして、食べ尽くさないのが礼儀とされているのだ。

 しかし大好物のサムゲタンを前にして、我慢して残すなんて僕には無理。行儀悪しもはばからず、おかわりまで要求しかねないだろう。

 これは大阪の阪神西大阪線『千鳥橋』(鳥!)駅前で見つけたお店。

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 きっと、「うちではそんな慣習を気にせず、おいしかったらぜんぶたいらげちゃってくださいね」というメッセージを、店名に込めているのだろう吉村智樹

本日のお題「プッチンプリンを食べるとき、プッチンしますか?
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by yoshimuratomoki | 2006-08-05 00:38